藝術無限 櫻井陽司
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『藝術無限 櫻井陽司』2021.5.25 さわらび社発行
櫻井陽司(Sakurai Yoshi 1915-2000)画集
・本書制作に際し、ご支援ご協力賜りました皆様に、深謝申し上げます。
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頒価3,000円(税抜価格2,727円)
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「デッサンこそ最後迄の目的である すべてがデッサンにかかっている そしてデッサンこそよろこびである」
「ゴッホは絵を描くことが社会のためになることだと信じていた 富岡鉄斎もそうである」
「買って下さいと云ふ様な絵はまつぴらだ」
「人間は横のつながりより縦のつながりが大事」
「伝統とは方法でなく精神の系統」
「万巻の書を読むことは、絵の具を使うことよりも大事」
「どんなはげしい絵でも静けさがなければだめだ 静けさは心のおくそこである」
「90以上生きて、線一本引いて死のう」
櫻井陽司
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「デッサンが無いと、絵は見つかりません。探せないし、成立しません。ジャコメッティなども、それをもとめ続けた人です。
探しながら最後は消えていくような、そして消えた後で形があらわれてくるような、そういうミケランジェロのデッサンも私は好きです。
櫻井さんや富岡鉄斎が、90歳近くまで人生を生ききってもとめたもの、それを私も目指したいです。」
(東千賀/画家・桑沢デザイン研究所専任教授/デッサン)
「《消しながら見つけていかなければ》と、櫻井さんも言っています。消えた後で形があらわれるというのは、《山は山でない、ゆえに山である》という否定を媒介する東洋思想、或いは、肯定否定、絶対相対といった二項対立の次元を超えた、日本の「結び」の概念を想います。
鉄斎は日本の歴史学が背骨にあり、それを芸術に昇華させ、19世紀世界三大画家とも言われ、日本芸術をかんがえる上で欠かせない存在です。鉄道も無い時代に日本全国を自らの足で歩き、危機の時代に衝き動かされるように、自らの役割を全うし、生涯に一万点以上の作品を制作しました。
遊という字には神遊びの原義があるそうですが、鉄斎も櫻井さんも大いに遊んだのです。」
(田中壽幸/さわらび社)
~本書掲載の対談より抜粋
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