裸婦
¥58,000
ジークレー版画
櫻井陽司画(デッサン/コンテ) 26x18cm(画面) 櫻井陽司自刻印章入り 額装
櫻井陽司会監修
情熱(passion)に内包される受難(passion)、その深奥に秘む狂気、そこからこそ新しい生命は立ち上ってくる。櫻井陽司自刻印章「狂人」の意は、passionという不合理を生きることであり、芸術無限―永遠―への渇望である。(東京銀座ギャルリさわらび「生誕100年 櫻井陽司展」2015 フライヤーより)
櫻井陽司 略歴
1915(T4)新潟県刈羽郡中鯖石村(現柏崎市)生まれ。1928(S3)上京。油絵を始める。1945(S20)板橋の大山にて戦災、作品焼失。1946(S21)職場美術協議会結成、第1回展より出品、47年より議長。1952(S27)麻生三郎、吉岡憲推薦「櫻井陽司素描頒布会(発起人代表 職美協中央美術研究所 杉本鷹)」。1957(S32)名古屋サカエ画廊個展、以後8回。1964(S39)愛知県美術館にて駒井哲郎と二人展。1965(S40)木村定三の紹介にて柏三屋主催展、以後10回。1975(S50)東京サヱグサ画廊個展。1977(S52)宇都宮上野百貨店個展、以後毎年10年。1982(S57)美術ジャーナル主催個展。1985(S60)紙舗直個展。1986(S61)名古屋「審美」個展。アートロベ個展、92年迄。1992(H4)名古屋「審美」第2回個展。1994(H6)アートロベ個展、2000年迄。2000(H12) 12月24日逝去。2003(H15)ギャルリさわらび個展(開廊記念)、以後12回。2010(H22)東御市梅野記念絵画館「私の愛する一点展」出展、以後毎年。2012(H24)櫻井研氏により「櫻井陽司會」設立。2013(H25)東京芸術劇場「心のアート展」特別展示、安彦講平氏推薦、ギャルリさわらび協力。2015(H27)愛知県美術館木村定三コレクション展にて20点公開。2018(H30)「不合理ゆえにわれ信ず」展、ギャルリさわらび。
ジークレー版画
IRIS社が1980年代に開発したIRISという名のプリンターを、写真家で音楽家のグラハム・ナッシュが使用したことが、ジークレー(ジクレー)の起源です。
ジークレー(ジクレー)とは、フランス語で〝吹き付けて色を付ける〟という意味で、リトグラフやシルクスクリーン版画と違い、版を用いずに刷り上げるのが特徴です。
具体的には、デジタルデータを上質なカンバスや版画用紙、高級写真用紙や和紙など、最高級の素材に、高精細で広色域、しかも150~250年規模の高い保存性を誇る、ミュージアム・クオリティの顔料プリントを施します。
ポスター印刷との最も大きな違いは、作家自身や受託者が監修を行い、プリント工房(グラフィック)と共同で作り上げる【作品】という点です。
プリントに加筆を施したり、サイン等を作家自身や監修者が加えることにより、美術作品としての価値を、より高めることが可能です。
リトグラフ、シルクスクリーンに続く、新たな表現技法といえます。
欧米の絵画市場においては急激に成長しており、既に一般的な版画技法として認知され、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館などでもジークレー作品を展示するに至っています。
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